消費者金融とクレジットカードのキャッシングって何が違うの?

消費者金融とクレジットカードのキャッシングの違い

お金を借りる手段として、まず思いつくのが消費者金融という人は多いでしょう。同様に、クレジットカードのキャッシング枠も便利で、手軽にお金を借りられます。

 

実際にはこのふたつは適用される法律が同じで、総量規制という規定の適用を受けます。

 

 

消費者金融とクレジットカードに適用される法律は?

クレジットカードでの買い物には割賦販売法

クレジットカードには2つの機能が付帯しています。ひとつはショッピング機能で、カードによる決済で買い物ができるというものです。クレジットカードの本来的な使い方として認知は高く、社会人なら1枚くらいはクレジットカードは持っているものでしょう。

 

使い方は街の店舗や通販サイトでの決済というケースがほとんどです。交通系プリペイドカードの支払いに使っている人も多いでしょう。

 

もうひとつの機能がキャッシング機能です。これはショッピング機能のあるクレジットカードに付帯機能として付けられているもので、銀行やコンビニのATMからお金を借入できます。

 

これは単に1枚のカードの2つの機能が付いているというだけではありません。実際には2つの機能に対して適用される法律が違っています。そのため、ユーザーにとって混乱の元となることが多くあります。

 

まずはショッピング機能です。クレジットカードは本来、カードの名義人の信用に基づいて商品の購入、サービスの提供に対して決済を立て替えることを目的としています。この機能のおかげで、現金がなくてもクレジットカードさえあれば買い物ができるようになっています。

 

カードを作るときに設定した限度額までなら、立て替えしてもらます。立て替えされた分のお金は1ヶ月分をまとめて支払日に口座から引き落とされます。

 

この機能に適用されるのは割賦販売法と呼ばれるものです。消費者が安全にクレジットカードを利用できるように定められた法律です。

 

キャッシング枠には貸金業法

一方、クレジットカードのキャッシング機能に対して適用されるのは貸金業法です。割賦販売法ではありません。

 

キャッシングは、個人向けに行われる「無担保の融資」です。保証人も必要ありません。無担保・無保証の融資であるため、個人の信用力を重視していることになります。

 

そのため、会社に勤めているなど定職に就いていて、一定の収入を継続的にもらっている必要があります。良くある学生用のクレジットカードには基本的にキャッシング機能が付帯されていませんが、それは学生には定期的な収入がないとみなされているからです。

 

適用される法律が違うため、クレジット機能とキャッシング機能では使える人も異なります。クレジットカードであれば、高校生を除く18歳以上なら申し込みが可能で、すでに高卒であったり学生になっていたりすれば申し込むことができます。

 

大学入学とともに銀行口座を開設して、銀行担当者にすすめられるままにクレジットカードを持つようになったという経験は数多くの人がしているでしょう。ところが、キャッシング機能は20歳以上であって安定した収入があることが条件です。

 

正社員やパート、派遣社員でないと申し込みすることはできません。学生であれば20歳以上であって週に3日以上のアルバイトなどの仕事をしていることが条件となっています。

 

こういったことから分かるように、クレジットカードのキャッシング機能といっても実際には消費者金融からお金を借りる場合と、かなり似ています。申し込み条件や利用限度額の設定、また総量規制という法律が適用されるという点でも同じです。

 

総量規制との関連は?

キャッシングは立て替えではなく個人向け融資であるため、消費者金融で適用される貸金業法が適用されます。銀行も個人向け融資をするカードローンを提供していますが、銀行はそもそも銀行法という別の法律を適用するので、総量規制は無関係です。

 

貸金業法には「総量規制」というかなり厳しい規制が掛けられています。これは「利用者の年収の3分の1以上を貸付してはならない」とする法律です。この規制は、借りすぎ・貸しすぎを防止するために設けれらたもので、個人向け貸付に対して適用します。

 

個人向け貸付は、消費者個人が信用力でお金を借りる行為を指します。ただし、個人で借り入れたお金を事業用資金として利用する場合は対象外となります。

 

基本的には、総量規制によると借入の際には年収を証明する書類を提出する必要がありますが、借入が1社につき50万円以内、複数の業者にまたがった借入が100万円以内であれば提出しなくても良いことになっています。ただし、これも審査次第では提出を求められることがあります。

 

キャッシングでは総量規制が適用されるので、もしクレジットカードのキャッシング枠が50万円あって、別の消費者金融で利用限度額50万円以上を申し込もうとすると必然的に収入証明書を提出しなくてはなりません。

 

総量規制を超える額の利用限度額は設定できないことになっているので、もしクレジットカードのキャッシング枠を設定しているときや、これから設定しようとしているときには注意が必要です。

 

消費者金融とクレジットカード・キャッシング枠の比較

スペックの比較

お金を借りようと考えたときに、消費者金融に申し込むほうが良いのか、クレジットカードのキャッシング枠に申し込むほうが良いのかは、それぞれの置かれた状況によります。

 

一般的に、クレジットカードは「お金を借りる」という機能に絞って考えると、消費者金融よりもスペック面では若干見劣りします。

 

クレジットカードの付帯機能だから金利も安いだろうと考える人も多いですが、実際には違いはありません。

 

一般的な消費者金融とクレジットカードのキャッシング枠のスペック比較
消費者金融 クレジットカードのキャッシング枠
契約時の利用限度額 10万円~50万円 10万円~20万円
最高限度額 800万円 300万円
上限金利 18% 18%
申込方法 Webまたは自動契約機 Webまたは店頭
借入方法 ATMまたは振込融資 ATMまたは振込融資
返済手段 ATMまたは口座振替 口座振替
返済方式 一括またはリボ払い 一括またはリボ払い
審査 必要 必要
担保・保証人 原則的に不要 不要
審査スピード 最短即日 1週間程度

 

当初の契約時にクレジットカードでの限度額が低めなのは、ショッピング枠との兼ね合いがあるからです。

 

クレジットカードの利用限度額は通常、ショッピング枠と合算されます。たとえば利用限度額が50万円としたときに、そのうち20万円をキャッシング枠とするなどの設定です。

 

そのため、キャッシング枠の限度額は低めに設定されがちです。金利は両者で変わることはほとんどありません。クレジットカード会社によっては若干低めに設定されることもあります。

 

金利で比較

お金を借りるときに最も気になるのが金利でしょう。金利によって利息額が算出され、それを手数料としてクレジット会社や業者に支払う必要があるため、なるべく金利が低いほうがお得に借りられることになります。

 

ほんのわずかな違いであっても、借入額が大きくなったり、借入期間が長くなったりすると最終的な総返済額に大きな違いが出てきます。

 

消費者金融でもクレジットカードでも、金利は通常「年率」で示されます。

 

たとえば金利が年率18%といったときには、10万円借入したときの利息額を1年で1万8000円として計算します。実際にはこれを365日で割って「日割り利息」を算出して、利用日数を掛けた額を毎月の利息として支払います。

 

お金を借りる際にまず候補に挙がる消費者金融とクレジットカード、また銀行のカードローンの3種類の金利を比較すると以下のようになります。
業態 業者名・商品名 金利
消費者金融 アコム 3.0%~18.0%
プロミス 4.5%~17.8%
アイフル 3.0%~18.0%
SMBCモビット 3.0%~18.0%
レイクALSA 4.5%~18.0%
クレジットカード 三井住友カード 15.0%~18.0%
オリコカード 15.0%~18.0%
セゾンカード 12.0%~18.0%
楽天カード 18.0%
イオンカード 7.8%~18.0%
銀行 三菱UFJ銀行・バンクイック 1.8%~14.6%
りそな銀行・プレミアムカードローン 4.0%~12.475%
住信SBIネット銀行・ミスターカードローン 0.99%~14.79%

 

こういった比較をする際に重要なのは、その金融機関が提示している「最高金利」で比較することです。通常の初回契約の際には、よほど強い個人属性を持っているなどの好条件がない限り、その金融機関の最高金利が適用されるからです。

 

こうして比較してみると、やはり銀行のカードローンは低金利であることが分かります。消費者金融とクレジットカードでは、あまり大きな違いは見られません。

 

最低金利が低いところほど、利用限度額の増額などの際に金利を引き下げてもらいやすい傾向があるため、その点を考えると、消費者金融のほうが若干有利と言えるかもしれません。

 

クレジットカードには無利息サービスがない

消費者金融とクレジットカードのキャッシング枠では、金利面ではさほどの違いはありませんが、消費者金融ならではの「無利息サービス」がクレジットカードにはありません。主に大手の業者ですが、消費者金融では初回の契約者に限って無利息で貸出するというサービスを展開しています。

 

これは、消費者金融を初めて利用する人にとって大きな心理的ハードルを緩和しようという試みです。初めて消費者金融からお金を借りるときには、どうしても多少の迷いや戸惑いがあるものです。そういった懸念を少しでも和らげようという制度です。

 

業者名 サービス内容
アコム 契約日の翌日から30日間無利息
プロミス 初回借入日の翌日から30日間無利息
アイフル 契約日の翌日から30日間無利息
レイクALSA 契約日の翌日から30日間無利息
5万円まで契約日の翌日から180日間無利息

 

ジャパンネット銀行にも、これに似た無利息サービスがあります。クレジットカードには基本的にこういったサービスはありません。その代わりに、加入でポイント還元するといったサービスを提供しています。

 

限度額で比較

消費者金融とクレジットカードのキャッシング枠、また銀行のカードローンで利用限度額を比較してみると、違いが良く分かります。

 

業態 業者名・商品名 限度額
消費者金融 アコム 1万円~800万円
プロミス 1万円~500万円
アイフル 1万円~800万円
SMBCモビット 1万円~800万円
レイクALSA 1万円~500万円
クレジットカード 三井住友カード 5万~300万円
オリコカード 10万円~100万円
セゾンカード 1万円~300万円
楽天カード 1万円~90万円
イオンカード 1000円~300万円
銀行 三菱UFJ銀行・バンクイック 10万円~500万円
りそな銀行・プレミアムカードローン 10万円~800万円
住信SBIネット銀行・ミスターカードローン 10万円~1200万円

 

限度額の設定では、クレジットカードの特徴が良く現れます。ある程度高額の融資枠を提供するところもありますが、消費者金融や銀行のカードローンに比較すると限度額の設定が控えめなのがクレジットカードです。

 

クレジットカードはあくまで買い物の立て替えがメインであって、キャッシング機能は付帯機能に過ぎません。「カードが使えず、現金払いしか受け付けない店舗で買い物をしたい」というニーズに応えるために付けられた機能と考えると分かりやすいでしょう。

 

1枚でショッピングもキャッシングもできるというメリットはありますが、限度額という面では多少の見劣りがします。ただ、個人消費者としてそれほど大きな限度額は必要ないと考える人にとっては、無駄に大きな限度額をもらっても困るというケースもあるため、これも選ぶ人によって個人差はあります。

 

使う自分にとってどのような借り方がふさわしいか考えてみましょう。

 

クレジットカードの限度枠に注意

クレジットカードにはショッピング枠とキャッシング枠が設定されますが、これは独立しているようで実際には連動しています。ショッピング枠は商品の購入のために使うことのできる限度額、キャッシング枠は現金を借りるために使える限度額ですが、クレジットカードには「総枠」と呼ばれる利用可能枠が設定されます。

 

総枠は「ショッピング枠+キャッシング枠」となります。ほとんどのクレジットカードでは総枠はショッピング枠とイコールで示されます。たとえば総枠が50万円で設定されていると、50万円まで買い物で利用可能です。

 

このときキャッシング枠はどのように考えたら良いのか疑問に思う人も多いでしょう。クレジットカードの使い方の混乱のひとつとなっています。実際にはキャッシング枠はショッピング枠に含まれます。

 

たとえば以下のように考えます。
  • 総枠:50万円
  • ショッピング枠:50万円
  • キャッシング枠:30万円

 

となっているとき、ショッピングで50万円使ってさらにキャッシング枠で30万円使えるということではありません。

 

この利用可能枠では50万円のうち30万円までキャッシングで使って良いということを意味しており、総枠50万円のときにキャッシングで10万円を借りると、ショッピング枠は自動的に40万円までに制限されます。

 

一般的なクレジットカードではショッピング枠を「限度額」として表示することが多いため、キャッシングを使うときには注意が必要です。

 

使い勝手がいいのはどちらか?

申し込みが簡単なのは消費者金融

初めて借入契約をする際に最も簡単なのは、すでに持っているクレジットカードにキャッシング機能を付帯させる方法です。申し込んだときにすでにキャッシング機能が付いていることもあります。まずは持っているカードを確認してみましょう。

 

もしキャッシング枠が付いていないときには、希望限度額を申告して申し込む必要があります。多くの場合、ホームページの会員ページにログインして申し込みすることになります。もしくはコールセンターに連絡して申し込むことも可能です。審査結果は書面で通知されるのが通常のケースです。

 

新規で申し込みするなら、どちらかというと消費者金融のほうが簡単でしょう。ホームページで申し込みをして審査を受けて、自動契約機に行って契約する方法なら即日融資も可能です。自動契約機に直接出向いてその場で申込書に記入して提出し、審査を受けて契約するという方法もあります。

 

近年ではWeb上で契約まですべての手続きができるところが多く、居ながらにしてお金を借りることもできます。融資までの時間が短いという点では、キャッシング機能を付帯させてクレジットカードを申し込むよりも消費者金融のほうが有利でしょう。

 

一方で、新規にクレジットカードを申し込むと即日では発行されません。

 

融資スピードが早いのは?

急ぎの用立てのときには、融資までのスピードが重要になります。消費者金融と、すでに持っているクレジットカードにキャッシング機能を付帯させる場合とで比較すると以下のようになります。

 

業態 業者名 融資までの時間
消費者金融 アコム 最短1時間
プロミス 最短1時間
アイフル 最短即日
SMBCモビット 最短即日
レイクALSA 最短1時間
クレジットカード 三井住友カード 最短即時
オリコカード 最短即時
セゾンカード 最短即時
イオンカード 最短即時
楽天カード 最短即時

 

申し込みが完了してから確認の連絡を受けたり、本人確認書類を提出したりする必要がありますので、必ずしもこの通りになるとは限りません。クレジットカードの場合には、すでにカードを持っていれば審査が終了した時点で即時に融資を受けることが可能です。

 

逆に、これからカードを申し込んで、キャッシング機能を付ける場合には審査が必要となるのため、数日から数週間かかることもあります。消費者金融の場合には、連絡して即時というわけにはいきませんが、審査が完了すれば借入が可能となります。

 

平日であれば1時間程度もあれば申し込みから審査、融資まで完結します。

 

借入・返済のが楽なのは?

借入に関しては、クレジットカードも消費者金融も、銀行振込またはATMの利用という点では、あまり変わるところはありません。銀行の口座への振込融資の場合には、ネットの会員ページか電話連絡で振り込みを依頼すると、口座に入金されます。

 

ATMの場合には、提携しているATMから現金を引き出します。これも手間の点ではまったく双方で変わることはありません。

 

提携ATMを利用する際には110円から220円程度の手数料がかかりますが、業者・カード会社と関係が強いATMでは無料ということもあります。利用する際にはホームページで確認しておきましょう。

 

消費者金融とクレジットカードで違いが出るのは返済です。クレジットカードから借入した場合には、基本的にはショッピング枠と併せて毎月の口座引き落としになります。カード会社によってはATMからの返済や銀行振込による返済も可能ですが、口座からの引き落としが最も使われる手段でしょう。

 

一方、消費者金融は様々な方法で返済することができます。口座振替、ATM、銀行振込の他、インターネットバンキングやネット返済などもできます。おおよそ個人が利用できる金融サービスのすべてを使うことができます。返済では消費者金融のほうが便利でしょう。

 

リボ払いか一括払いか?

また、返済回数にも関係することですが、リボ払いなのか一括払いなのかは重要です。クレジットカードのキャッシング枠での借入は基本的にリボ払いになります。毎月一定の金額を口座から引き落とすというのが最も一般的でしょう。

 

この方法は口座に残高がある限りは自分からは何もしなくて良いので楽ですが、逆に考えると返済回数を自分で調整できないので最終的な返済総額が増える可能性があります。あまり計画性なしに借りると損することになるので、借りるときにはどのように返していくのか考えておきましょう。

 

リボ払いにしておいて、後から繰り上げ返済も併用するほうが賢い返済です。

 

消費者金融の場合にも基本的にはリボ払いになりますが、こちらは自分で返済額を自由に調節できます。業者ごとに借入額に応じた最低返済額は定められていますが、それ以上に返済することも簡単です。

 

お金のないときには最低返済額のみを支払い、余裕があるときにはプラスして支払うというやり方が採れます。この点では消費者金融のほうが自由度は高いと言えるでしょう。

 

信用情報として残る?

クレジットカードを使っても、消費者金融を使っても必ず信用情報として情報機関に記録が残ります。日本には3つの信用情報機関がありますが、カード会社と消費者金融が加盟しているのはCICとJICCの2社です。

 

アコムやプロミスといった大手の消費者金融、三井住友カードやJCBといった大手のカード会社はいずれも2つの情報機関に加盟しており、それぞれに情報は共有されています。

 

多くの信販会社が加盟しているCICの場合には、以下のような情報が記録されます。
  • 申込情報(会社名、商品名、契約予定額、支払予定回数など)
  • 契約情報(契約日、契約の種類、商品名、利用限度額など)
  • 支払情報(残高、入金履歴、延滞状況など)

 

CICの場合には、申込情報は6ヶ月、それ以外の情報は5年間記録が残ります。記録が残っている間は他のカードローンやクレジットカードの審査に影響を及ぼすことになるので、注意しましょう。

 

手軽に利用するならクレジットカード

実際の利用にあたっては、消費者金融も利便性は高いですが、クレジットカードにも多くのメリットがあります。すでに持っているカードにキャッシング機能を付けるだけなら、申し込みするだけで済みます。審査が完了すればすぐに借入することができるようになるので、手間がかかりません。

 

消費者金融に新たに申し込みをするとカードの受け取りという手間がかかります。もし家族に内緒で借りたいという場合には、多少気を使う必要が生じます。

 

また、新たに消費者金融に申し込むとカードの枚数が増えます。カードは生活に欠かせないものですが、枚数はなるべくなら少ないほうが管理は楽になります。盗難や紛失といったリスクに対応する意味でも、保有枚数は少ないほうが良いと考えられます。

 

クレジットカードにキャッシング機能を付帯させると、今持っているカードがそのままキャッシングカードになるので、他人に発覚しにくいというメリットがあります。近年では消費者金融のカードも洗練されてきましたが、独特の雰囲気があり、何かあったときに他人に利用が発覚するリスクがあります。

 

高額融資なら消費者金融

クレジットカードのキャッシング枠と消費者金融のカードローンを比較したときに、最も利用面で違いが出るのは利用限度額です。アコムやアイフルは最高限度額が800万円ですが、オリコカードは100万円、楽天カードは90万円です。

 

日常的な生活で100万円も融資を受けることは考えにくいですが、それでも最高限度額が高めの設定になっている金融機関には、今後の利用で限度額の増額がしやすいことが期待できます。

 

初回契約でもらった限度枠を増やしたいと考えたとき、最高限度額が高いところのほうが余裕を持って申告できます。実際に、最高限度額が高い金融機関ほど、増額申請が通りやすいという口コミ情報もあります。

 

まとめ

消費者金融のカードローンとクレジットカードのキャッシングは、それぞれにメリットとデメリットがあります。高額融資なら消費者金融、少額でいいなら保有カード枚数の面でクレジットカードでしょう。

 

他の面で大きな差はありませんが、消費者金融には初回契約時の無利息サービスがあります。

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