ゆうちょでお金を借りるには?

ゆうちょ銀行でお金を借りるには?

 

 

「どこかでお金を借りたい」と考える時、どこで借りるかを決めなければなりません。

 

消費者金融や銀行などからカードローンの申込をすれば、早くてその日にお金が借りられるという利便性を備えていますが、お金を借りる方法にゆうちょ銀行でお金を借りるという選択肢があります。

 

ゆうちょ銀行でお金を借りる方法は、以前ならスルガ銀行商品のカードローン「したく」を利用する方法もありましたが、スルガ銀行の不正融資問題で2018年10月新規の申込受付を終了しています。

ゆうちょ銀行のカードローン

※ 現在は新規受付は終了しています。

 

ゆうちょ銀行には個人向けに利用できるカードローン「したく」が利用できます。

 

実質的にはスルガ銀行の「したく」ですが、ゆうちょ銀行の窓口で代理販売をしているカードローンです。

 

ゆうちょ銀行は小口金融の審査業務に対するノウハウがないので「審査」は、スルガ銀行で審査を行う事になり、ゆうちょ銀行から借りるのではなく、スルガ銀行から融資を受ける形になります。

 

「したく」の申込方法は、ゆうちょ銀行のサイトにある「ローン・貸付け」のなかに「スルガ銀行の個人ローンのお申込み」から入ります。

 

申込条件は満20歳以上満70歳以下で継続した一定の安定収入があれば、アルバイトやパート、派遣社員、年金受給者でも申込が可能です。

 

「したく」の基本スペックは、金利年7.0~14.9%で、融資額は最大で500万円(初回の申込は300万円まで)となります。「したく」は担保や保証人は不要ですが、SDP㈱の保証を受ける必要があります。

 

申込から審査を受けて、実際に利用できるようになるには、早くて2~3日が必要なので、お金が必要な事が前もってわかっている時は、早めに申込をすることがポイントです。

 

ですから現在ゆうちょからお金を借りる方法は、ゆうちょ銀行に総合口座があり、総合口座で管理している定期貯金や財形貯金を利用している人ならそれを担保に貸付が利用できます。

 

ゆうちょからお金を借りる 担保対象は?

ゆうちょ銀行には「担保自動貸付サービス」があります。

 

「担保貸付サービス」はこれらを担保として、定期貯金・定額貯金の貯金高の90%、国債や地方債などは80%、利付国債の60%までの合計300万円以内までの自動貸付が可能です。

 

自動貸付は、普通貯金の口座が残高不足で自動引き落としができない場合や、キャッシュカードや通帳での出金希望額に満たない場合、自動的に貸付が行われるサービスです。

 

定期貯金や定額貯金、国債などを解約しなくてもそれらを担保にお金が借りられるというメリットがあります。

 

  1. 貯金担保自動貸付け
  2. 財産形成貯金担保貸付け
  3. 国債等担保自動貸付け

 

また、この他にもJPバンクカード(JPBANKカード)のキャッシング枠を利用しての借入も可能です。

 

サービスが利用できるのは

  • 定額貯金や定期貯金を預けている。あるいは、国債・地方債・利付国債などを購入している。
  • 総合口座契約をしている。あるいは、「担保貸付サービスご利用申し込み」(ゆうちょ銀行以外の銀行なら、「当座貸越サービスご利用申し込み」)を済ませている。

といった条件を満たしていれば、「担保貸付サービス」(「当座貸越サービス」)を利用できます。

 

ゆうちょ銀行総合口座がある場合に利用できる借入方法

ゆうちょ銀行で総合口座を持ち、なおかつ管理をしていれば、ゆうちょ銀行から貸付を受ける事が可能です。

 

貸付方法として、「貯金担保自動貸付け」「財産形成貯金担保貸付け」「国債等担保自動貸付け」が利用できます。

 

貯金担保自動貸付けでお金を借りる

口座振替や引出しなどで利用している時、残高が不足する時があります。そんな時、総合口座の中で管理されている担保定額貯金あるいは担保定期貯金があれば、それを担保として、不足分を補う形で利用できるのが、「貯金担保自動貸付け」です。

 

利用できる金額は定期貯金の90%まで、総合口座通帳1冊につき最大で、300万円までが自動貸付になります。

 

金利については、定期貯金の利率はいずれも0.01%で、担保定額貯金ならプラス0.25%、担保定期貯金ならプラス0.5%となり、実質的にはそれぞれ0.26%、0.51%となります。

 

貸付期間は最長2年となっていますが、貯金の預入期間が満期となる日が基本になります。借入後すぐに満期が来てしまう場合には注意が必要ですが、貯金の預入を継続すれば、貸付期間の範囲内で貸付けも継続できることになっています。

 

返済は貸付期間内ならば通常の貯金口座へ入金するだけで、返済回数や1回あたりの返済金額に決まりがないので、自由な返済ができます。

 

ただし、貸付期間内に返済が完了しない時は、担保となっている貯金を払い戻して元金と利息に充て、残高は通常貯金に入金されます。

 

財産形成貯金担保貸付けでお金を借りる

「財産形成貯金担保貸付け」はゆうちょで利用している財形定額貯金、財形年金定額貯金、財形住宅定額貯金を担保とし、預けている財形貯金の残高に利子を合計した金額の90%に相当する金額を借りることができます。

 

ただし、借入可能な金額は一契約につき上限が300万円となります。

 

金利については財形貯金の利率が0.01%で、返済時の約定利率の0.25%を合計した利率0.26%になります。

 

借入れ方法については、郵便局とゆうちょ銀行の貯金窓口から手続きをします。貯金担保自動貸付けは、何度でも借入れが可能になっているのに対し、「財産形成貯金担保貸付け」は貯金口座1つあたり1,000円から1,000円単位で1回だけなので、借入する時には注意が必要です。

 

貸付期間は「貯金担保自動貸付け」と同じ、2年間ですが、担保となる貯金の満期日が優先されます。

 

返済方法は借入れの元金と利息を郵便局やゆうちょ銀行の貯金窓口で支払う事になり、ATMが利用できないので、時間的な制約と郵便局が混雑している時の事を考えると多少不便さがあります。

 

国債等担保自動貸付けでお金を借りる

郵便局やゆうちょ銀行の貯金窓口から購入した国債を総合口座で管理している方は、これを担保にして国債等担保自動貸付けで、借りることができます。

 

借入は額面の80%、ただし最大で200万円までになります。金利は定額貯金の利率0.01%に1.70%を合計した金利となるので、1.71%になります。

 

借入れ方法は、通常貯金の残高不足の際の自動貸付けになり、返済方法は通常貯金へ入金するだけなので、利便性のあるローンと言えます。

 

また貸付期間については基本1年となっていますが、貸付期間よりも国債の償還日が早く到来する場合は、その日より7営業日前となるので、国債の償還日までに1年を切っている場合は注意が必要です。

 

もし、貸付期間内に完済ができない場合は、担保となっている国債をゆうちょ銀行が買取り、借入れの元金と利子がその中から充当されます。

 

担保定額貯金のメリット

担保定額貯金のメリットを挙げると、

  • 1冊の通帳でOK
  • 金利が安い
  • 返済が自由

といったことが挙げられますが、中でも一番のメリットは低金利で利用できる点でしょう。

 

担保定額貯金なら、0.26%です。低金利の銀行と比べようもないですよね。ご自身の総合口座の預入金額の90%以内で、最大300万円までの貸付が可能です。

 

しかも、返済も決まった回数や金額などはなく自由です。貸付回数の制限もありません。預金を担保にするので、もし返すことができなければ相殺することになりますが、突発的な出費などにはカードローンを利用するより便利です。

 

ただし、利用している間は利息がかかります。長く借りるのであれば、定期を解約し補填した方が良い時もあります。一時凌ぎで利用するには、おすすめな方法です。

 

以下に銀行カードローンと大手の消費者金融カードローンのスペックをまとめています。

 

銀行、消費者金融のカードローンスペック早見表
カードローン 金利(年率) 限度額
消費者金融 アイフル 3.0%~18.0% 最大800万円
アコム 3.0%~18.0% 1万円~800万円
プロミス 4.5%~17.8% 1万円~500万円
SMBCモビット 3.0%~18.0% 1万円~800万円
レイクALSA 4.5%~18.0% 1万円~500万円
ジェイスコア 0.8%~12.0% 1万円~1,000万円
都市銀行 みずほ銀行 2.0%~14.0% 10万円~800万円
三菱UFJ銀行 1.8%~14.6% 10万円~500万円
三井住友銀行 4.0%~14.5% 10万円~800万円
りそな銀行 3.5%~12.475% 30万円~800万円
ネットバンク 楽天銀行 1.9%~14.5% 10万円~800万円
住信SBIネット銀行 0.99%~14.79% 10万円~1,200万円
オリックス銀行 1.7%~17.8% 1万円~800万円
じぶん銀行 1.7%~17.5% 10万円~800万円
ジャパンネット銀行 2.5%~18.0% 10万円~1,000万円
ソニー銀行 2.5%~13.8% 10万円~800万円
流通銀行 イオン銀行 3.8%~13.8% 10万円~800万円
セブン銀行 14.0%~15.0% 10万円~100万円

(※)貸付利率(年率)0.8%は、みずほ銀行、ソフトバンクまたはワイモバイル、およびYahoo! JAPANと情報連携を行ない、かつ一定の条件を満たす場合に限り適用いたします。

 

担保定額貯金通帳の見方は?

通帳の不足分の引き出しや引き落としがあったときに自動的に貸し付けられますので、総合口座通帳の現在高(貸付高)がマイナスで表示されます。

 

たとえば、不足分が20,000円なら「-20,000円」と表示されます。

 

JPバンクカード(JPBANKカード)での借入方法

ゆうちょ銀行にはこれらの他、クレジットカード「JPBANKカード」でお金を借りるという方法もあります。

 

 

キャッシング利用枠 0~30万円
年利(実質年率) 15.0%
返済方式 毎月元利定額返済

※学生の方のキャッシング利用枠上限額は5万円までとなります。

 

ゆうちょ銀行のクレジットカードは、以下のの3種類。

  1. 一般カード
  2. ALente (アレンテ・VISA・MASTER)/EXTAGE(エクステージ・JCB)「満18歳から29歳限定」
  3. ゴールドカード

国際ブランドは、JP BANK VISAカード、JP BANK マスターカード、JP BANK JCBカードが選べます。

 

クレジットカードは、ショッピング機能とキャッシング機能の利用が可能で、審査によって限度額は変わりますが、ゆうちょ銀行でお金を借りる方法のひとつです。

 

ゆうちょ銀行でのキャッシングは即日OK?

ゆうちょ銀行ならほとんどの人が口座を持っているかと思います。緊急で今すぐお金が必要になれば、そのキャッシュカードを利用しatmでお金を借りることができれば助かります。

 

キャッシュカードによるキャッシングはできるのでしょうか。残念ながらゆうちょ銀行では、できません。ですから、キャッシュカード以外の方法を探すしかありません。

 

現在のところは、口座担保による貸付かJPBANKカードのキャッシング枠を利用して借りるしかなさそうです。

 

JPBANKカードの振込サービスなら即日融資は可能?

JPBANKカードの振込サービスは、公式に(※原則として当日中(0:00~23:59)の受付分を5営業日後にお振込みします)とあります。よって振込手数料は無料ですが、即日融資には対応してないということがわかります。

 

また、JPBANKカードの契約からカードが手元に届くまで大凡1~2週間はかかります。もちろん、通常のクレカ同様審査もあるためこのような日数になりますが、急ぎの人は大手消費者金融のカードローンを視野に入れると良いでしょう。

 

即日融資が可能で無利息サービスのある消費者金融を選べば、お得に借りることができるかもしれません。

 

今すぐ借りたいのならココ「早見表」
  当サイトおすすめ順 年利 限度額 公式
プロミス
プロミス
4.5%~17.8% 500万円 申込
アコム
アコム
3.0%~18.0% 800万円 申込
レイクALSA
4.5%~18.0% 500万円 申込
アイフル
3.0%~18.0% 800万円 申込
楽天スーパーローン
1.9%~14.5% 800万円 申込

「※当社調べ」

 

無利息サービス実施中の大手消費者金融
サービス名 無利息期間 適用日 適用回数 条件など
レイクALSA 180日間 契約日の翌日 初回のみ 借入金5万円まで
30日間 契約日の翌日 初回のみ 借入金額全額に対して
プロミス 30日間 借入日の翌日 何度でも メールアドレスを登録&Web明細に設定

ポイントサービスを利用する

アイフル 30日間 契約日の翌日 初回のみ
アコム 30日間 契約日の翌日 初回のみ
ノーローン 7日間 借入日の翌日 何度でも 完済した翌月は新たな利用が可能

 

ゆうちょかんぽ生命保険貸付けでお金を借りる

かんぽ生命保険に加入しているなら「契約者貸付制度」を利用して、お金を借りることもできます。全商品が対象ではなく、学資保険や、養老保険などといった「解約返戻金」が戻ってくる保険であれば利用できます。

 

しかし、契約して日が浅い場合は解約返戻金自体が貯まっていませんので利用は不可能です。ある程度年数が経過しているのなら、検討してください。

 

2018年10月1の契約者貸付利率
貸付期間中の利率 貸付期経過後の利率
2.50% 2.562500%

 

借入期間は1年ですがさらに1年間延長することもできます。基本は1年間ですので、延長した1年間は若干金利がアップします。※上図参照

 

  • 貸付期間中→基本1年間
  • 貸付期経過後→延長した1年間

 

かんぽ貸付が返済できない時はどうなるの?

通常のカードローンとは違いますので返済できなかったからといって、信用情報に傷がつくわけでもありませんし、住宅ローンへの影響もありません。

 

しかしながら、滞納している金額を契約者貸付制度の返済に充てられるため、本来受け取る保険金を減額される可能性もあります。

 

また、担保の解約返戻金を限度額いっぱいまで借りた場合も返済ができなくなればこちらは、保険が失効します。

 

1年で返済できないときは利子アップはあるものの、延長もできる便利な制度です。「解約返戻金」担保での借入ですから、カードローンのような審査もなければストレスもありません。

 

ですが、このようなデメリットがあることも覚えておくと良いでしょう。

 

まとめ

ゆうちょ銀行でお金を借りる方法は、「貯金担保自動貸付け」「財産形成貯金担保貸付け」「国債等担保自動貸付け」のように、預金を前提としてお金を借りる事しかできません。つまり担保が必要になります。

 

そのためゆうちょに預金口座を持っていない人は、ゆうちょ銀行からの借入は不可能となります。ただし、JPバンクカードのクレジットカードをお持ちならキャッシング枠での借入はできます。

 

また、かんぽ生命保険に加入している人も「契約者貸付制度」を利用してお金を借りられます。

 

ゆうちょ銀行はどんな小さな町でも支店を置いているので、お金を借りたい時は借り易さや便利さを考えた場合、ゆうちょ銀行も選択肢のひとつに加えてみてはどうでしょうか。

 

まだ、口座をお持ちでないなら口座開設をおすすめします。


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