イオンカードでお金を借りる申込から返済までの流れ
イオンカードはイオングループが発効するクレジットカードです。イオンカードは一般のクレジットカードと同じで、ショッピング枠とキャッシング枠が付帯しています。
キャッシング枠の設定があれば、買い物などで利用する立替払いとは違い、無担保・無審査で現金を借りることができます。もちろん借入できる上限金額は決められていますが、イオンカードの場合は「総利用可能枠」が定められており、そのなかで「キャッシング枠」が決められています。
イオンカードとはどういったカードなのか、申し込みから融資を受けるまでを説明しますので、イオンカードの利用を考えている方は、参考にして下さい。
≪目次≫
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イオンカードのキャッシング機能とは
イオンカードのキャッシング機能は、イオンクレジットカードに付帯する融資機能のことです。買い物などの決済で利用するショッピング機能とは別に、キャッシング機能を使えば無担保・無保証でお金を借りることが可能です。
イオンカードのキャッシング限度額は最大300万円までとなっています。クレジットカードのキャッシング枠にしてはかなり大きな限度額となりますが、申し込み時は50万円以下に設定されていることが多いですが、利用実績を積むことで増額することが出来るようになり、増額申請で徐々に融資限度額を増やす事が出来ます。
イオンカードの申し込み方法
イオンカードの入会条件は、
- 満年齢18歳以上の方(高校生は除く)
- 電話連絡が取れる方
- アルバイト・パート、学生、専業主婦、年金受給者の方も申し込みが可能
イオンカードの申し込み方法は、インターネットから申し込む方法やイオン店舗から申し込む方法、郵送での申し込みから選べます。
インターネットから申し込む
パソコンやスマホを使ってインターネットから「イオンカード「(WAON一体型)」の申し込みページへアクセスし、必要事項を入力します。
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申し込書を送信すると、本人確認手続きの案内をメールが届くので、案内にそって本人確認手続きをします。
本人確認手続きとして、運転免許証をアップロードするか、「受取人確認配達サービス」で受け取る方法があるので、どちらかを選びます。
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本人確認手続きが終われば、あとは入会審査結果を待って、クレジットカードが届くのを待つだけです。大体は、申し込み後1週間~2週間で届きます。
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イオンカードが届いたら、カードの裏面にある「ご署名」欄へ、自筆のサインをします。
サインは、漢字でも、ひらがな、カタカナ、ローマ字のどれでもよいので、自分が一番書きやすいものでOKです。
サインをしないでクレジットカードを使い、もし、盗難や紛失等によって不正使用された場合、サインをしていなかったという理由で、補償されない場合がありますので、必ずサインを済ませておきましょう。
店頭で申し込む
全国にあるイオン店舗の中にある「イオンカード受付カウンター」に用意されている、クレジットカードの申し込用紙に記入して申し込みすることが可能で、申し込みをしたその日にイオンカードを発行してくれる、即日発行対応のお店もあります。
ちなみに店舗から申し込む時に必要なるのは、本人確認書類(運転免許証)や本人名義の金融機関(銀行や信金など)銀行名、支店名、口座番号が分かるもの、金融機関の届印が必要です。
郵送での申し込み
イオングループの店舗にある「サービスカウンター」に、イオンカードの申し込み用紙が置かれているので、用紙を受け取り、必要事項を記入の上、郵送します。
本人確認書類(運転免許証)のコピーを同封して郵送します。
店舗からの申し込みも、郵送での申し込みも、カードを受け取れば、裏面の署名欄へ自筆でサイン済ませれば、すぐに使えるようになります。
キャッシング枠を確認する方法
イオンカードの契約が終わったら、キャッシング枠の確認をしておく必要があります。確認方法は、MyPageへログインし、左メニューより「カード登録内容照会・変更」を選択します。
ご契約内容が表示されるので、その中にある「キャッシング枠」を見れば、いくらまで借りられる設定になっているのかがわかります。
イオンカードは専業主婦におすすめ
イオンカードが一般のクレジットカードと違うのは、イオン銀行が発行するカードなので、貸金業法で定められた総量規制の対象外になります。
総量規制では「融資限度額は年収の3分の1以内」と言う制限がありますが、総量規制の対象外になると、年収に左右される事無く融資を受けることが出来るので、無収入の専業主婦でも審査に通ればキャッシング枠を設定することが出来ます。
ただ、本人収入がない専業主婦などは最初からついている事はほぼ無いので、利用したい場合には増額申請をしてキャッシング枠を設定してもらう必要があります。
イオンカードでお金を借りるには
イオンカードでお金を借りる方法は、
- カードを使ってATMから借りる方法
- ネットキャッシングで借りる方法
- 電話で申し込む方法
があります。
イオンに設置してあるイオン銀行ATMはもちろん、コンビニに設置されているATMなどでもキャッシングすることが可能です。
ちなみに利用できる銀行ATMはイオン銀行、みずほ銀行、ゆうちょ銀行、三菱UFJ銀行、りそな銀行、三井住友銀行など。コンビニATMはローソン、ミニストップ、ファミリーマート、イーネット設置のコンビニなどのATMからお金を引き出す事が出来ます。
ATMを利用する場合は、イオン銀行ATMを除いて1万円以下は108円、1万円以上は216円の手数料が必要です。
インターネットから「ネットキャッシング」に申込をして、カード設定口座に振込してもらう方法で、振込手数料は不要です。
ネットキャッシングをする手順は
MyPageログインにログインします。「ログインページ」の左メニューより「ネットキャッシングお申込み」を選び「今すぐ申し込む」から必要事項の記入を済ませ「カード設定口座に振込」を選んで完了です。※振込が完了するとメールが届きます。
カード設定口座にイオン銀行を選択している場合は、処理完了後数十秒程度で振込が完了します。イオン銀行以外は9:00~15:00は即時振込、15:01以降は翌営業日の9時以降に振り込みとなります。
電話と言っても、自動音声応答サービスになっているので、オペレーターと直接話すわけではありません。ガイダンスしたがって、カード番号や暗証番号、ご希望金額などの入力が終わればカード設定口座に振込をして貰えます。
借りたお金の返済方法
返済方法は、
- 指定口座より引き落とす方法
- カードを使ってATMから返済する方法
があります。
キャッシングの支払い方法は、毎月10日までの利用分を翌月2日に、口座より引き落としが一般的です。2日が金融機関の休業日となっている場合は、翌営業日が引き落とし日となります。
引落し日よりも前に返済したい場合は、コールセンターへ問合せをしたのち、指定口座に振込することも可能です。
キャッシングの支払い方法が「リボ払い」の場合に限りカードを使ってATMから返済する事ができます。注意が必要なのは、返済に充てるお金はリボ払いを利用時の元金のみの返済になり利息・手数料は指定口座より引落しとなります。
「イオン銀行」「イーネットATM」「ローソンATM」「ゆうちょ銀行」「三井住友銀行」「みずほ銀行」でも「借入・入金」など、どちらの取引も可能です。ただし「セブンイレブンATM・セブン銀行」などは「借入」のみ対応となっている場合があるので注意が必要です。
キャッシングのリボ払いで返済する時は、イオン銀行ATM以外は所定の手数料が発生します。ちなみにリボ払いの毎月返済額は元金残高によって違ってきます。
元金残高 | 毎月の最低返済額 |
---|---|
~100,000円 | 3,000円 |
100,001~20万円 | 6,000円 |
200,001~30万円 | 8,000円 |
300,001~50万円 | 15,000円 |
500,001~70万円 | 20,000円 |
700,001~90万円 | 25,000円 |
900,001~100万円 | 30,000円 |
元金残高10万円以下の場合には、月の返済額は3,000円になります。リボ払いの場合は、会員ページから返済額の増額申込もでき、その場合は翌月の返済時に増額したり全額返済したりすることができます。
またATMでも追加返済することができます
まとめ
イオンカードは発行元がイオン銀行になるので、総量規制の対象外となり、収入のない主婦の人でもキャッシングが利用できます。
多くのクレジットカードのキャッシングは総量規制の対象となるので、年収の3分の1以上の金額を借りることができませんが、イオンカードであれば、総量規制を気にすることなく利用でき、主婦の人でもキャッシング枠が付与された人が多くいます。
銀行カードローンの中には専業主婦専用の商品も用意されていますが、今後は審査が厳しくなるので、銀行カードローンで借りる事が難しくなる可能性があります。
イオンカードはクレジットカードの中でも審査が厳しくないという多くの口コミもあるので、審査に自信がない人でも申し込みしてみることをおすすめします。