源泉徴収票だけでお金を借りる事は出来ない、その理由は?

源泉徴収票だけでお金を借りる事は出来ない!その理由について

カードローンなどの申し込みをする時、必要書類を用意しなければなりません。必要書類とは本人確認書類と、場合によっては収入証明書類が必要です。収入証明書類としてよく使われるのが源泉徴収票ですが、必ず必要になる書類ではありません。

 

今回は、申し込みに必ず必要な書類と、源泉徴収票はどんな時に必要なのかについて紹介します。

 

 

≪目次≫

  1. 申し込みで必ず必要な書類
  2. 本人確認書類
  3. 収入証明書類
  4. 源泉徴収票がよくつかわれるのは
  5. 収入証明書類不要でお金を借りる
  6. まとめ

 

 

申し込みで必ず必要な書類

カードローンを申し込む時は、審査を受けなければなりません。審査で必要になるのが必要書類で、消費者金融や銀行カードローン、クレジットカードなど、いずれも必要書類を用意しておく必要があります

 

必要書類とは大きく分けて2つの種類があります。

  1. 1つは、本人確認書類と
  2. もう1つは所得証明書類

です。

 

その中でも、必ず用意しなければならないのが本人確認書類です。

 

本人確認書類

カードローンの申し込みで、本人確認書類が必要になる理由として、なりすましを防ぐためというのが理由の一つです。最近ではほとんどみかけなくなりましたが、数年以上前は、本人になりすまして申込みをしてくる人が存在しました。

 

たとえば、家族の名前で申込みをしてくる人もいれば、全く別の人の身分証を利用してお金を借りるケースもありました。それを防止するために、カードローン会社は顔写真付きの本人確認書類の提出を求め本人確認をするようになっています。

 

本人確認書類は運転免許証や運転経歴証明書、パスポート、健康保険証。住民基本台帳カード、外国籍の方は在留カード、や外国人登録証明書、特別永住証明書などが本人確認書類になります。なかでも運転免許証や運転経歴証明書、パスポートは公的な身分証明書類ですし、写真が載せてあることからこのいずれかを用意するのがベストです。

 

最近は顔写真付きの本人確認書類でない場合は、いずれかひとつだけでなく、カードローン会社側から指定された書類を2種類以上の提出が必要になっています。

 

 

ちなみに大手消費者金融で本人確認書類として認めているのは

カードローン名称 本人確認書類
プロミス
  • 運転免許証(運転経歴証明書)
  • パスポート
  • 健康保険証+住民票※来店契約時のみ
  • 公共料金の領収書
  • 納税証明書
  • 住民票の写しまたは住民票記載事項証明書など
アコム
  • 運転免許証(運転経歴証明書)
  • 個人番号カード
  • 健康保険証
  • 住民票
  • 公共料金の領収書
  • 納税証明書など
アイフル
  • 運転免許証(運転経歴証明書)
  • パスポート
  • 住民基本台帳カード
  • 公的証明書類
  • 個人番号カード
SMBCモビット
  • 運転免許証
  • 健康保険証
  • パスポート

このように、大手消費者金融はそれぞれで本人確認書類の内容が異なっています。

 

本人確認書類として運転免許証以外を使用する場合は、事前に問い合わせする必要があります。

 

収入証明書類

カードローンの申し込みは、条件によって収入証明書類の提出を求められます。

 

収入証明書類を提出する条件は、以前なら消費者金融と銀行カードローンで違いがありましたが、現在は「借り入れ希望額が50万円を超える場合や、他社借り入れがありその借入残高と借り入れ希望額の合計が100万円を超える場合」となっており収入証明書類の提出条件は消費者金融も銀行カードローンも同じ条件になっています。

 

収入証明書類としてよく使われるのは、源泉徴収票ですが、それ以外に直近の給与明細書や税額通知書、納税証明書、確定申告書、所得(課税)証明書、住民税決定通知書なども使われます。

 

 

ちなみに大手消費者金融では

プロミス
  • 源泉徴収票
  • 確定申告書
  • 税額通知書・所得(課税)証明書
  • 直近2ヶ月の給与明細書
アコム
  • 最新の源泉徴収票
  • 直近1か月分の給与明細書
  • 市民税・県民税額決定通知書
  • 所得証明書
  • 確定申告書(第一表)
アイフル
  • 源泉徴収票の写し
  • 住民税決定通知書の写し
  • 確定申告書の写し
  • 所得証明書の写し
  • 直近2ヶ月分の給与明細書の写し
SMBCモビット
  • 源泉徴収票の写し
  • 税額通知書の写し
  • 所得証明書の写し
  • 確定申告書の写し
  • 給与明細書の写し

が必要になりますが、源泉徴収票はすべてで収入証明書類として利用できます。

 

源泉徴収票がよくつかわれるのは

源泉徴収票から読み取る事が出来るのは税引き前の給与額が記載されていて、審査の際にはこの数字を年収として審査します。また、源泉徴収票は扶養控除の対象者数やその内訳:配偶者の有無、親の有無、子供の有無など家族が何人で内訳はどのようになっているのかがわかります。

 

ただし、源泉徴収票は、会社が給料から所得税を差し引いてくれる源泉徴収を行っているから発行される書類なので、個人事業主の従業員などの場合は、この源泉徴収を行っていない会社も少なくありません。源泉徴収票が発行されない場合は、自分で税務署に行き、確定申告を行う必要があります。

 

確定申告をしないと、公的に所得証明が出来ないので、収入証明書類が必要な場合は、お金を借りることが難しくなります。

 

収入証明書類不要でお金を借りる

今すぐお金を借りたいという場合、大手消費者金融では即日融資が可能です。即日融資は、申し込みをしたその日にお金が借りられる便利なシステムですが、即日融資で借りる時は、審査をスムーズに進めるために無駄な手続きを省く必要があります。

 

そのために借り入れ希望額を50万円以下で申し込む事がポイントになります。50万円以下の借り入れ希望額なら本人確認書類だけ用意すればよいので、周美優証明書類を用意する必要はありません。

 

とりあえず急ぐ時は、本人確認書類だけで契約を済ませておき、限度額が足らないと感じるようになった時に増額申請をして、限度額を増やす事をおすすめします。

 

まとめ

源泉徴収票があれば支払総額や、家族状況、住宅ローンなどの状況が詳しく読み取ることができるので、収入証明書として最も信頼性が高いと評価される書類です。

 

また、源泉徴収を行っている会社に勤めているという事で、本人の属性も高くなります。審査でより有利に判断してもらいたい時は、源泉徴収票の提出をおすすめします。


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