車を担保でお金を借りる!車融資担保の危険性とは?

車融資担保の危険性とは?車を担保でお金を借りるのは辞めた方がいいの?

 

どうしてもお金を借りなければならないという時、お金を借りる方法として、カードローンを思いつきますが、カードローン以外でも確実にお金を借りる方法があります。カードローンの場合は、融資条件や審査が厳しく誰でも借りられるというわけではありません。

 

お金を借りる方法として、自分が使っている車を担保にしてお金を借りる、という方法があります。担保を提供するので比較的審査は簡単で、融資スピードも速いため、カードローンの審査に通る自信がない人や、すぐにお金が必要という人が利用しています。

 

車を担保にしてお金を借りる時は、メリット・デメリットを理解しておく必要があります。車を担保にしてお金を借りる方法や、注意しなければならない事を紹介するので参考にして下さい。

 

 

≪目次≫

  1. 車を担保にしてお金を借りる方法
  2. 車担保融資はどれくらいまで借りられる?
  3. 融資までの時間は早くて30分程度
  4. 車担保融資を利用する時の注意点
  5. まとめ

 

 

車を担保にしてお金を借りる方法

車やバイクを担保に入れてお金を借りる方法として大きく分けると2通りあります。

 

  1. 担保物権を業者に引き渡してお金を借りる。
  2. 担保物件を引き渡さずに、乗ったままでお金を借りる

という借り方になります。

 

担保物権を業者に引き渡してお金を借りる方法

お金を借りる時に、担保物件となる車やバイクを金融業者に引き渡してお金を借りる方法で、借りたお金金を完済したら担保物権を返してもらう方法です。

 

車やバイクを金融業者に引き渡しておけば、車に傷を付けられる事もありませんし、事故を起こして担保価値を下げる事がないため、比較的高い評価額でお金を借りることが可能です。

 

もちろん担保として車やバイクを預けるのですから、通勤や通学の際は利用できません

 

車やバイクに乗ったままお金を借りる

「車に乗ったまま融資」という広告を見かける事がありますが、この方法は車やバイクなどの担保物件を金融業者に預けるという方法ではなく、乗ったままお金を借りられるという方法です。

 

ただしこの方法は、乗ったままだとぶつけて傷をつけてしまう可能性があるという事で評価額が低く査定されてしまい、希望額を借りられないという事もあります。

 

車担保融資はどれくらいまで借りられる?

カードローンでお金を借りる時は審査を受けますが、車担保融資も審査はありますが、担保を差し入れるので、カードローンの審査基準より緩くなります。審査で見られるのはただひとつ、その車にどれくらいの残債が残っているかという事です。

 

車担保融資は、ローンの残債が有っても借りる事も出来るのですが、残債があまり多いと断られる場合があります。残債が少ないほど、融資額が増える能性があります。

 

ちなみに車やバイクを車担保金融業者に預けてお金を借りる場合の評価額は、中古車相場の60%から70%、乗ったままでお金を借りる場合の評価額は、中古車相場の50%から60%の評価額と考えておけばよいでしょう。

 

 

融資までの時間は早くて30分程度

車担保融資を利用する人が感じるのは、融資までのスピードが早いという事で、業者によって違いがありますが、カードローンで融資を受けるまでのスピードを比較すると、断然早いというのが車担保融資の特徴です。

 

前もって電話連絡を入れて車で来店すれば、長くても10分くらいで査定額が提示されます。契約内容の説明や契約書の記入が終われば、その場で融資されることがほとんどで、来店から融資まで30分程度で完了します。

 

車担保融資を利用する時の注意点

車担保融資の業者は、自治体から営業許可を得ている必要がありますが、ヤミ金や悪徳業者も案外多いので注意が必要です。

 

 

利息以外に手数料などを要求してくる場合がある

「車検の名義を書き換えるのに費用がかかる」などと言って、数万円単位で手数料を要求してくる悪徳業者が存在し、7万円を要求された人も居るようです。

 

ちなみに陸運局で名義変更にかかる移転登録手数料は500円。用紙代30円を入れても530円あれば名義変更は出来ます。さらにリース料や保管料を要求する業者もいます。

 

車を担保にして車検証の名義を書き換えると、所有者は貸金業者になります。「乗ったまま融資」の場合は、車を貸金業者から借りて乗っている状態になるので、リース料を要求されたり、預かり融資の場合も「車の保管料」と言う名目で費用を要求してきたりする事もあります。

 

このように思ってもいなかった費用を、次々と上乗せしてくるのが悪徳業者の手口です。

 

また返済期日に返済が出来なかった時は、担保に入れた車やバイクを金融業者に持って行かれ、処分される危険性があります。

 

返済期日から何日遅れると車を持って行くのかは業者の判断によりますが、返済期日に遅れているということは、その時点で契約違反となるわけですから、いつ車を持って行かれたとしてもやむを得ないという部分があります。

 

まとめ

車担保融資でお金を借りる事は、手軽にお金が借りられますが、正規業者から借りてもあまりメリットはありません。悪徳業者も多く、高額な手数料やリース料を要求されるという被害にあっている利用者も少なくないようで、出来る事なら利用を避けたいお金の借り方です。

 

お金を借りたい時、融資までの時間に余裕があれば、「生活福祉資金貸付制度」で融資を受ける事も出来ます。

 

また、大手消費者金融や銀行カードローンは審査が厳しいですが、中小消費者金融なら借りられる可能性があります。怪しい業者でお金を借りるより、正規の中小消費者金融へ申し込みをしてみるのもひとつの方法です。


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