運転免許証がなくてもお金は借りられる?お金がない時の対処法は?

運転免許証がなくてもお金は借りられる?

 

カードローンの申し込みをする時は、どこへ申し込みをしても本人確認書の提出を求められます。収入証明は条件によって提出する必要がありますが、本人確認書類は必ず提出しなければなりません。

 

本人確認書類として、運転免許証を提出すれば問題ありませんが、中には運転免許証の交付を受けていない人もいます

 

しかし、カードローンは運転免許証なしでも、ほかの書類を提出すれば申し込みできるので心配することはありません。

 

 

≪目次≫

  1. 運転免許証以外の本人確認書類
  2. 顔写真は載っていてもいなくてもよいの?
  3. 現住所と本人確認書類の住所が違う
  4. 条件によっては収入証明書類が必要
  5. まとめ

 

 

運転免許証以外の本人確認書類

身分証明書の中でも運転免許証は顔写真付きですので、本人確認書類として金融機関がもっとも信頼されています。

 

しかし、本人確認書類は運転免許証だけでなく、カードローン会社のホームページを見ても、運転免許証以外に利用できる書類が記載されています。

 

例えば「運転経歴証明書」や「健康保険証」「パスポート」「マイナンバーカード」「住基カード」「印鑑証明書」「公的料金の証明書」などが本人確認書類して認められています。

 

また外国籍の人は在留カードや特別永住者証明書が必要です。

 

健康保険証

健康保険証は社会保険証や組合保険証、国民健康保険証などの種類があります。ほとんどの人が何からの健康保険証を持っているので、カードローンの本人確認書類として運転免許証に次いでよく使われます。

 

健康保険証住所などがしっかりと記載されている事や、社会保険証なら勤務先や勤続年数まで確認できるので、本人確認書類としての信用度は高いです。

 

パスポート

海外へ出かける際に必ず必要になるのがパスポートです。

 

パスポートは運転免許証同様に顔写真が載っているので、本人確認書類として利用できます。

 

住民基本台帳カード

自分が現在住んでいる市区町村役場へ申請すれば発行してもらえます。

 

顔写真付きと顔写真無しの二種から選べますが、本人確認書類として利用することがある場合は顔写真付の方がよいでしょう。

 

マイナンバーカード

マイナンバーカード(個人番号カード)も本人確認書類として利用できます。注意が必要なのは通知カードではなくマイナンバーカード(個人番号カード)が必要です。マイナンバーカードも顔写真が載せてあるので、運転免許証の代わりになります。

 

ナンバー制度は始まったばかりなのでまだ未対応の場合もあるので申込みの際に使えるかどうかを確認する必要があります。

 

顔写真は載っていてもいなくてもよいの?

運転免許証以外に本人確認書類として利用できる書類の中に、写真が載っている書類と、写真がない書類がありますが、写真のあるなしで証明書類として効力に違いがあります

 

たとえば顔写真の載っているパスポートや個人番号カード、各種福祉手帳などは、単体で本人確認書類として利用することが可能です。

 

逆に、住民票の写しや印鑑証明書、年金手帳などは顔写真が載っていないので、単体で本人確認書類とすることはできない場合がほとんどです。

 

たとえば、プロミスの場合、健康保険証を利用する場合は別途住民票などを併せて提出する必要があります。

 

アコムの場合は顔写真がない書類を本人確認書類として利用する場合は、別途住民票や公共料金の領収証を用意する必要があります。

 

現住所と本人確認書類の住所が違う

会社の転勤などで現在住んでいる住所と、本人確認書類に記載されている住所が違う場合がありますが、そんな時は別途、社会保険料の領収証や納税証明書、住民票の写し、公共料金の領収証(電力会社、ガス会社、水道局、NHK)などの領収証が必要になります。

 

条件によっては収入証明書類が必要

本人確認書類については、上記で説明しましたが、カードローンは本人確認書類だけでなく、収入証明書類が必要になる場合があります。

 

消費者金融へ申し込みをする時、借入希望額が50万円を超える場合や、すでに他社からの借り入れがある場合はその借入残高と借り入れ希望額の合計が100万円を超える場合は本人確認書以外に収入証明書類が必要になります。

 

カードローン会社名 所得証明書類
プロミス 源泉徴収票、確定申告書、税額通知書、所得証明書、給与明細書
アコム 給与明細書直近1ヵ月分の給与明細書、最新の市民税・県民税決定最近年度の通知書、所得証明書、最新年度の確定申告書
アイフル 源泉徴収票、住民税決定通知書、確定申告書、税額通知書、所得証明書、給与明細書
SMBCモビット 所得証証明書、確定申告書、直近2ヶ月分の給与明細書

 

このように申し込み先によって、提出する書類が違いますし、中にはすぐに用意できない書類もあるので、申し込み先を決めたら、どんな書類が必要かを事前に調べておきましょう。

 

銀行カードローンの場合、2018年以前はそれぞれの銀行で収入証明書類の提出条件は借り入れ希望額が100万円以上や200万円、300万円以上の場合は必要というように違っていましたが、2018年から収入証明書類の提出は、ほとんどの銀行が消費者金融と同じ条件になっています。

 

まとめ

カードローンを申し込む時、必ず必要になる書類は本人確認書類です。本人確認書類として最も有効なのが運転免許証ですが、運転免許証がなくてもそれに代わる書類があれば手軽に申し込みが出来ます。

 

ただ、代替え書類で申し込む時は注意が必要です。代替え書類については有効期限を指定される場合があるので注意が必要です。

 

住民票を使用する場合は「発行から〇月以内のもの」とか「有効期限がない書類は発行から6か月以内のもの」というような指定があるので、申し込みをする前に、出来るだけ新しいものを用意する事がポイントです。


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