無利息でお金を借りたい!そんな方法ってある?

無利息でお金を借りる方法ってあるの?

 

お金を借りたい時、出来るだけ利息を少なく借りたいと誰もが思いますが、無利息でお金を借りる方法があるとしたらどうでしょうか?

 

無利息でお金を借りる方法として、公的機関の融資制度やカードローンでも一定期間は無利息で借りる方法があるので紹介します。

 

 

≪目次≫

  1. 無利息で借りられる公的機関の融資制度
  2. 生活福祉資金貸付制度とは
  3. 貸付の対象になる世帯
  4. カードローンの無利息期間
  5. まとめ

 

 

無利息で借りられる公的機関の融資制度

お金を借りなければならないとなった時、ほとんどの方は「銀行で借りる」とか「カードローンで借りる」という事を考えますが、お金を借りる方法として公的機関の融資制度で借りる事も可能です。

 

生活福祉資金貸付制度とは

市町村役場などで借りられる「社会福祉資金貸付制度」があります。

 

生活福祉資金貸付制度は、都道府県社会福祉協議会が行っている公的融資・支援制度で、生活に必要な資金を、他から借り受ける事が困難な方や、障害者世帯、高齢者世帯などを対象に必要な資金を融資してくれる制度の事です。

 

申し込みは市町村役場にある「社会福祉協議会」へ申し込みますが、基本的には生活支援のための制度なので、他の債務の借り換えなどの目的には利用できません。

 

また、該当する都道府県に住まいがあることが条件になるので、失業などの理由で住居を失っている場合は「住宅支援給付」を先に受けて住まいを確保する必要があります。

 

経済的に苦しい人を対象にした公的制度なので、民間の金融機関では考えられないほど低金利なのが大きな特徴です。ちなみに、貸付は用途や借り方に合わせていくつか種類がありますが、連帯保証人が用意出来れば無利息でお金が借りられます。

 

貸付の対象になる世帯

生活福祉資金の貸付けの対象となる世帯は下記のとおりです。

 

  • 低所得者世帯・・・必要な支援を受ける事で独立自活できると認められる世帯の事で、他から必要な資金を借り受けることが困難な世帯(市町村民税非課税程度)
  • 障害者世帯・・・・身体障害者手帳や療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けた人が属する世帯。
  • 高齢者世帯・・・・65歳以上の高齢者の属する世帯(日常生活において、療養または介護を要する高齢者など)

 

生活福祉資金貸付制度は、大きくわけて4種類の資金貸付があるので、お金の用途に合わせて申し込みます。

 

 

生活福祉資金貸付の種類

生活福祉資金貸付は

  • 「総合支援資金」
  • 「福祉資金」
  • 「教育支援資金」

があり、目的に応じて利用できる資金が違ってきます。

 

総合支援資金 生活支援費 生活再建までの間に必要な生活費
住宅入居費 生敷金や礼金など、住宅の賃貸契約を結ぶために必要な費用
一時生活再建費 生活を再建するために一時的に必要な費用、日常生活費で賄うことが困難な費用、就職・転職を前提とした技能習得に要する経費滞納している公共料金等の立て替え費用など
福祉資金 福祉費
  • 生業を営むために必要な経費
  • 技能習得に必要な経費や、その期間中に生活を維持するための必要経費
  • 住宅の増改築、補修などに必要な経費
  • 福祉用具等の購入に必要な経費
  • 障害者用自動車の購入に必要な経費
  • 負傷又は疾病の療養に必要な経費やその療養期間中の生計を維持するために必要な経費
  • 介護サービス、障害者サービス等を受けるのに必要な経費やその期間中の生計を維持するために必要な経費
  • 災害を受けたことにより臨時に必要な経費
  • 冠婚葬祭に必要な経費
  • 住居の移転や、給排水設備等の設置に必要な経費
  • 就職、技能習得に必要な経費
  • その他日常生活上一時的に必要な経費
緊急小口資金 緊急かつ一時的に生計を維持する事が困難となった場合
教育支援資金 教育支援費 低所得世帯の子供が高等学校や大学、又は高等専門学校に就学するのに必要な経費
就学支度費 所得世帯の子供が高等学校や大学、又は高等専門学校への入学に必要な経費

 

申込に際しては、住民票や給与明細書、債務状況が解る書類など、多くの書類を用意しなければなりません。

 

これらすべての条件がととのったとしても、金融小口融資は1~2週間必要ですし、その他の場合は1~2ヶ月が必要なので、融資までの期間に余裕を見ておく必要があります。

 

カードローンの無利息期間

無利息でお金を借りる方法としてカードローンの無利息期間サービスが利用できます。

 

カードローンの無利息期間が利用できるのは、ほとんどの場合初回契約時のみになりますが、「プロミス」や「ノーローン」のように、条件次第で無利息期間サービスを何度でも受けることが出来ます。

 

サービス名 無利息期間 適用日 適用回数 条件など
ジャパンネット銀行 30日間 借入日の翌日 初回のみ
レイクALSA 180日間 契約日の翌日 初回のみ 借入金5万円まで
30日間 契約日の翌日 初回のみ 借入金額全額に対して
ノーローン 7日間 借入日の翌日 何度でも 完済した翌月は新たな利用が可能
プロミス 30日間 借入日の翌日 何度でも メールアドレスを登録&Web明細に設定

ポイントサービスを利用する

アイフル 30日間 契約日の翌日 初回のみ
アコム 30 契約日の翌日 初回のみ

 

無利息期間の開始時期は「契約後○日間」と「初回借入時から○日間」という違いが有るので注意が必要です。

 

 

契約をした日翌日から始まるのが「アコム」「レイクALSA」「アイフル」などで、初回借入時から始まるのは「プロミス」「ノーローン」「ジャパンネット銀行」になります。

 

契約後から30日間と書かれている場合、10日後に借入れをすると、無利息サービスは残り20日間だけになります。

 

一方、初回借入時の場合は、契約後10日過ぎて借入をしても、その翌日から無利息サービスが始まるので、まるまる30日が無利息期間になります。長期にわたって無利息期間を利用したいという方は「プロミス」か「ノーローン」がおすすめです。

 

まとめ

無利息でお金を借りるという方法は、カードローンの無利息期間が利用できますが、カードローンの利用条件として「安定した収入がある」という事が条件になるので、現在失業中という方は申し込むことが出来ません

 

公的融資制度なら現在失業中であっても、その生活を再建するためのお金が無利息で借りられます。条件が厳しい事や、融資までの時間がかかるというデメリットがありますが、現在無職でも借りられるというメリットを考えれば、一度挑戦してみてもよいのではないでしょうか。


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