リボ払い借金地獄に陥らないようにするには?4つの対策ポイントを解説
「リボ払い」というの」はいくつかの種類が有り、カードローン会社によって名称が微妙に違っていますが、内容自体はそれほど違うはありません。また、この返済方式はメリットもありますが、デメリットもあります。
場合によってはおまとめローンを活用したほうが、月々の返済額も少なくなりますし生活がより安定する可能性もございます。
「リボルビング方式」のメリット・デメリットを知っておけばカードローン地獄に落ちてしまうような心配は無くなります。
リボ払いで借金地獄に落ちる3つの理由
- 手数料が高い
- 月々の支払いが少ないため手数料に気づけない
- 支払いがラクなので知らぬうちに借金地獄に
リボ払いは毎月の支払いに余裕を持たせてくれる便利な支払い方法です。しかしその反面、「まだ大丈夫」「まだ買える」などと借金地獄に陥ってしまう可能性が高くなる支払い方法でもあるのです。
リボ払いで借金地獄に落ちる3つの理由について詳しくお伝えします。
金利手数料が高い
返済回数 | 利用額 | 金利手数料 | 支払い合計 |
---|---|---|---|
79回 | 1,000,000万円 | 579,052円 | 1,579,052円 |
100万円を年利15.00%、毎月の支払額を20,000円に固定した場合を見てみましょう(元利定額リボルビング払い)。100万円のものを購入しても、月々2万円の支払いで購入できるわけです。まだまだ何か買えそうな気がしませんか?
しかし6年7ヶ月も支払い続けなければならず、金利手数料は「579,052円」という結構な額になってしまいます。
月々の支払いが少ないため手数料に気づけない
利用額 | 月々の支払い | 金利手数料 | 支払合計 |
---|---|---|---|
1,000,000万円 | 20,000円 | 579,052円 | 1,579,052円 |
※100万円を年利15.00%、毎月の支払額を20,000円に固定した場合(元利定額リボルビング払い)
100万円のものを購入しているはずなのに、「月々2万円で買っている」という意識がとても強くなります。支払いが月2万円であれば、サラリーマンにとってはとても余裕ができます支払いですよね。でもこの表を見ると、金利手数料の恐ろしさを感じるのではないでしょうか。
逆に言いますと、この表を見るまでは気づけないということなのです。
支払いがラクなので知らぬうちに借金地獄に
この購入方法だと、「100万円で購入した」という意識よりも「月々2万円で購入している」という意識が強くなります。そのためサラリーマンの多くは「月5万円までなら支払い続けられる」などと感じてしまいがちです。
そう考えた時点で、支払い合計のことなんてまったく考えてはいません。知らない間に支払いばかり増えて、結局は返せなくなってしまうのです。
リボ払い借金地獄を抜け出す4つのポイント
- リボ払いの残高をしっかりと確認する
- 月々の返済額が少なすぎないか確認する
- 必要ないのにリボ払いにしていないか確認する
- リボ払いを一括返済できないか確認する
先ほどの章でもお伝えしましたが、「月々の支払額」よりも先に「購入額」「支払い総額」を意識すべきです。
このポイントについて詳しく見ていきましょう。
リボ払いの残高をしっかりと確認する
リボ払いの場合、どれだけ大きな買い物をしたとしても、月々の支払いを抑えられるというメリットがあります。しかしその反面、かなりの手数料がかさむということは必ず念頭においておかねばなりません。
例えば100万円の買い物をしたとして、毎月2万円支払う場合、100万円の買い物をしたのではなく、月2万円の買い物をしたと錯覚してしまいがちです。
支払い総額は「1,579,052円」にもなるということを常に頭に入れておいて、今後買い物をカードでする場合には十分に注意しなければなりません。
月々の返済額が少なすぎないか確認する
返済回数 | 利用額 | 金利手数料 | 支払い合計 |
---|---|---|---|
79回 | 1,000,000万円 | 579,052円 | 1,579,052円 |
100万円を年利15.00%、毎月の支払額を20,000円に固定した場合(元利定額リボルビング払い)、79回で完済します。つまり、6年7ヶ月ですね。金利手数料は、579,052円です。結構な額です。
次に、返済額を1万円アップしてみます。条件は先ほどと、同様にします。
返済回数 | 利用額 | 金利手数料 | 支払い合計 |
---|---|---|---|
44回 | 1,000,000万円 | 301,674円 | 1,301,674円 |
その差、約28万円も違います。
このことからもわかるように、返済期間が長くなればなるほど手数料が高くついてしまうのが、リボ払いの特徴です。と言うことは、完済しない借金があるのに繰り返し利用していけば、金利手酢料のみ払い続けて元金が減らない現象が起きることになります。
使い方によってはリボは便利ですがリボ払いを利用する際は、少なくとも残高が残っている間は、たとえ少額であってもリボを利用せず分割もしくは一括払いにしましょう。自分の財布代わりのように使っていては、いずれ借金地獄に陥ります。
もし、リボ払い専用のクレカなら解約をし通常のクレカに切り替えましょう。ある程度まとまった金額でクレカを利用するときは、分割払いをおすすめします。
必要ないのにリボ払いにしていないか確認する
リボ払いに浸たりきってしまうと、支払い総額ではなく、月々の支払額に目が行きがちなのです。そのため必要もないのに、リボ払いしてしまおうとします。
リボ払いの金利を年利15.00%で計算すると、1ヶ月なら1.25%、3ヶ月で3.75%、そして1年で15.00%となります。つまりショッピング枠内で繰り返しリボ払いを利用すると、金利手数料ばかりを支払うことになりいつまで経っても元金が減りません。
支払いに支障がないときには、借金している感覚すらきっとないと思います。コレに味をしめてしまいます。すると、今度は3万円、5万円と金額もあがっていき、どこかの時点で支払いができなくなってしまうのです。
またわたしも経験がありますが、大きな買い物たとえば10万円以上を一括払いにするとカード会社から電話がかかってきたりします。リボ払いへの変更勧誘です。
- リボに変更すると今ならポイントが○○倍になる
- 月々の支払額が少ないから返済が楽
などと、メリットを強調してきます。確かに、ポイントが増えるのは嬉しいし、毎月の支払いが楽になると助かります。しかし、これが借金地獄のスタートになってしまうことが多々あるということに注意しておかねばなりません。
返済リボ払いを一括返済できないか確認する
リボ払いの一括払いは可能です。一括払いの手続きは、利用しているクレジット会社に確認してください。
銀行振込で支払う方法や、ATMを利用して現金支払い、また翌月一括で引き落としてもらうなどの方法があります。
リボの残高を貯めこんでしまわないよう、分割払いより管理が必要になるのがリボ払いです。一括返済ができるのなら、それに超したことはありません。
リボ払い借金地獄に陥らないために~知っておきたいカードローンの返済方式
カードローンの返済方式は、
- 「リボルビング方式」又はそれ以外
- 「定額方式」又は「定率方式」
- 「元金」又は「元利」
- 「残高スライド方式」又は「借入時残高スライド方式」
で決まります。
リボルビング方式以外の返済は方式は「元利均等方式」「元金均等方式」「分割払い」などがありますが、リボルビング方式以外を採用しているカードローンはほとんどありません。
分割払いとリボルビング方式の違い
- 以前の返済が終わる前に新たな借入を行うと、毎月返済額がどんどん増えてしまう
- 返済回数が伸びることがないので「リボルビング払い」よりも利息の負担が少ない
- 「リボルビング方式」は、何度借入を行っても毎月返済額は決まった額である
- 返済は続けやすいが、その分返済期間が伸び、手数料(利息)の負担は多くなる
「リボルビング方式」以外の返済方式は、追加借入をした場合、それぞれ個別の借入となり、それぞれに毎月返済額が決まります。そのため、以前の返済が終わる前に新たな借り入れを行うと、毎月返済額がどんどん増えてしまいます。
新たな借入をするたびに、毎月返済額が増えていくという事がありますが、最初に決めた返済回数が伸びることがないので、一般的に「リボルビング払い」よりも利息の負担が少なくなります。
「リボルビング方式」は、借入限度額内であれば、何度借入を行っても毎月返済額は決まった額になります。
たとえば、「借入限度額50万円で毎月返済額1万円のリボルビング方式」というカードローンで借りた場合、最初に10万円を借りても返済額は毎月1万円、その後追加融資で10万円借り入れしても、返済額は毎月1万円のままです。
ただし毎月返済額が変わらない分、当然、返済回数は伸びるので、返済回数が増えれば増えるほど手数料(利息)を含めた総返済額が増えてしまいます。
「リボルビング方式」は、借入額が増えても、毎月返済額が比較的低く設定されているので、返済は続けやすいですが、その分返済期間が伸び、手数料(利息)の負担も多くなります。
リボルビング方式の基本
リボルビング方式を厳密に分類すると
- 元利定額リボルビング方式
- 残高スライド元利定額リボルビング方式
- 残高時残高スライド元利定額リボルビング方式
- 元金定額リボルビング方式
- 残高スライド元金定額リボルビング方式
- 残高時残高スライド元金定額リボルビング方式
- 元利定率リボルビング方式
- 残高スライド元利定率リボルビング方式
- 借入時残高スライド元利定率リボルビング方式
- 元金定率リボルビング方式
- 残高スライド元金定率リボルビング方式
- 借入時残高スライド元金定率リボルビング方式
があります。
実際使われているのは、「残高スライドリボルビング方式」が最も多く、「元利定額リボルビング方式」を採用しているのが「レイク」残高スライド元利定額返済方式」はプロミス「借入後残高スライド元利定額返済方式」はモビット「定率リボルビング方式」はアコムが採用しています。
楽天銀行「スーパーローン」については、残高スライドリボルビング方式と元利込定額返済の2種類を採用しています。
名前だけを見ると、何がどうなのかはわかりにくいと思いますが、リボルビングの仕組みそのものは、そんなに複雑ではなく、それぞれの用語を理解しすればそれほど難しいものではありません。
返済方式で
- 「定額方式と定率方式」
- 「元利と元金」
という分け方は、分けてしまうと混乱してしまうので、それぞれの組み合わせで比較すれば解りやすくなります。
元金定額リボルビング方式
- 返済が進むほど毎月の返済額は少なくなる
- 毎月返済額の負担が大きくなるが、返済総額が少なくなる
- 返済回数を計算しやすい
毎月返済額は、元金返済分と利息返済分が含まれますが、「元金定額方式」は、元金返済分が一定の金額(定額)に固定されているので、その上に利息返済分を足した合計額が毎月返済額となります。
返済時点の借入残高が少ないほど利息分が少なくなるため、返済が進むほど毎月返済額が少なくなるというのが「元金定額リボルビング方式」のメリットになります。
借入残高の多い返済時期は、毎月返済額の負担が大きくなりますが、その分「元利定額方式」よりトータルで発生する利息が少なくなり、返済総額が少なくなります。
また、毎月一定金額の元金を返済していくので、返済回数を計算しやすいのもメリットです。
例えば、借入残高10万円で毎月の元金返済分が1万円の場合、追加借入がなければ10回で完済になります。
元金定額方式は、毎月返済額が1万円とした時、毎月返済額は1万円+利息になるので、元金の返済が早く終わります。
元利定額リボルビング方式
- 毎月返済額が一定なので、お金の管理がしやすい
- 毎月返済額に含まれる利息が多いので、元金の返済がなかなか進まない
- 元金返済は元金定額方式に比べて少なくなる
元利定額リボルビング方式は、元金返済分と利息返済分を合計した毎月返済額を、一定の金額に固定する返済方式で、毎月返済額が一定なので、お金の管理がしやすい返済方式になります。
ただし、借入残高の多い返済初期は、毎月返済額に含まれる利息が多いので、元金の返済がなかなか進まないのがデメリットと言えます。元金返済が進まない分だけ、返済期間が伸び、利息を含めた返済総額が増えやすい返済方式です。
元利定額方式は 毎月の返済額が1万円とした時、1万円の中に利息分が含まれるので、元金返済は元金定額方式に比べて少なくなります。
元利定額リボルビング方式と元利定額リボルビング方式を比較する
返済利息 | 返済回数 | |
---|---|---|
元利定額リボルビング方式 | 15,782円 | 24回 |
元金定額リボルビング方式 | 13,501円 | 20回 |
※10万円を15%で借り、毎月返済額を5,000円とした場合の比較
「元利定額リボルビング方式」の場合、返済利息は15,782円、返済回数は24回で完済になります。「元金定額リボルビング方式」の場合、返済利息は13,501円、返済回数は20回で完済になるので、「元金定額リボルビング方式」の方が、利息を少なく抑える事になります。
元金定率リボルビング方式
- 利用残高が減るにつれて、毎月の返済額は少なくなる
- 返済期間が延び、結果的に利息総額が大きくなる
- 繰上げ返済をおこない、早めの完済を目指すのがポイント
「元金定率リボルビング方式」は、借入残高に一定の率(定率)をかけた金額を元金返済分とし、そこに利息返済分を足した合計額をその月の返済額とする方式です。
たとえば、借入残高が20万円で一定の割合が5%とすると、その月の返済額は1万円+20万円に対する利息返済分になります。そして、返済が進んで借入残高が10万円になったら、返済額は5,000円+10万円に対する利息返済分になります。
「元金定率リボルビング方式の場合、利用残高が減るにつれて、毎月の返済額は少なくなっていきますが、その分、返済期間が延び、結果的に利息総額が大きくなっていきます。余裕があるときは繰上げ返済をおこない、早めの完済を目指すのがポイントです。
元利定率リボルビング方式
- 元金返済分と利息返済分を合計したその月の返済額とする
- いつまで経っても返済が終わらず、返済期間が非常に長くなる
- 繰り上げ返済などを利用して、少しでも早く完済する事が重要
「元金定率リボルビング方式」は、借入残高に一定の割合(定率)をかけた金額を、元金返済分と利息返済分を合計したその月の返済額とする方式。
たとえば、借入残高が20万円で一定の割合が10%とすると、その月の返済額は2万円。そして、返済が進んで借入残高が、10万円になった時の返済額は、1万円となる。
「元利定率リボルビング方式」も、「元金定率リボルビング方式」と同様に、繰り上げ返済をしない限りは、いつまで経っても返済が終わらず、返済期間が非常に長くなるので、繰り上げ返済などを利用して、少しでも早く完済する事が重要になります。
ただ、これら「元金定率リボルビング方式」や「元利定率リボルビング方式」を採用しているカードローンはほとんど存在しないので、一応知識として理解しておくだけでよいでしょう。
残高スライド元利定額リボルビング方式
借入残高 | 毎月返済額 |
---|---|
600万円超 | 80,000円 |
500万円~600万円 | 70,000円 |
400万円~500万円 | 60,000円 |
300万円~400万円 | 50,000円 |
250万円~300万円 | 45,000円 |
200万円~250万円 | 40,000円 |
150万円~200万円 | 35,000円 |
100万円~150万円 | 30,000円 |
50万円~100万円 | 20,000円 |
30万円~50万円 | 10,000円 |
カードローンで現在もっとも一般的な返済方法が、この「残高スライド元利定額リボルビング方式」が採用されています。
例えば、「残高スライド元利定額リボルビング方式」である「オリックス銀行カードローン」の具体的な毎月返済額は、上の表のように決まっています。
もし「オリックス銀行カードローンで」で100万円借りると、「元利定額リボルビング方式」なので、最初の頃の毎月返済金額は、利息返済分を含めて30,000円になります。その後返済が進み、借入残高が60万円になると毎月返済額は20,000円、30万円になると10,000円になります。
このように、借入残高によって毎月返済額が変わる方式が「残高スライド元利定額リボルビング方式」です。この方式は借入限度額が決まれば、その範囲内であれば何度でも借入が可能です。
追加で借入れをした場合も、借入限度額で毎月返済額が決まります。先ほどの例から、追加融資を受けて借入残高が80万円になったとすると、返済額は20,000円と増加します。
借入時残高スライドリボルビング方式
- 最終借入時点での借入残高を基準に、返済額を増減させる返済方法
- 返済が進み、借入残高が少なくなっても、毎月返済額は変わらない
「借入時残高スライドリボルビング方式」では上記のように毎月返済額が変わってきます。
「残高スライドリボルビング方式」が毎月返済日の借入残高を基準に、返済額が変化するのに対し、最終借入時点での借入残高を基準に、返済額を増減させるのが「借入時残高スライドリボルビング方式」です。
「借入時残高スライドリボルビング方式」を取り入れているのは、大手消費者金融の「プロミス」です。
「プロミス」のホームページにある「ご返済金額について」には、最終お借入後のお借入残高に応じて、ご返済額が変動する方式です。
設定された金額以上であれば、お客さまのご都合にあわせて、おいくらでもご返済いただくことが可能です。
と書かれており、30万円以下の返済額は「借入後残高×3.61%【1,000円未満切り上げ)、30万円~100万円以下は「借入後残高×2.53%(1,000円未満切り上げ)、100万超えは「借入後残高×1,99%(1,000円未満切り上げ」と書かれています。
最終借入後の残高が基準になるので、返済が進み、借入残高が少なくなっても、毎月返済額は変わりません。
ですから、
- 20万円借りると毎月返済額は20万円×3.61%=8,000円(1,000円以下切り上げげ)
- 50万円借りると毎月返済額は50万円×2.53%=13,000円(1,000円以下切り上げ)
- 150万円借りると毎月返済額は150万円×1.99%=30,000円(1,000円以下切り上げ)
と毎月返済額が変わってきます。
しかし、例えば借入残高が50万円の時点で毎月返済額は完済まで13,000円のままですが、借入残高が15万円になった時に5万円借りると、最終借入残高は20万円となり、毎月返済額は8,000円になるという不思議な現象が起こります。
リボルビング方式のメリット・デメリット
このように単にリボルビング方式という返済方式は、多くの種類が有り、複雑なように思えますが、基本的には「借入残高に応じて、毎月返済額が変わる」と言う場合がほとんどです。
- 毎月返済額が一定なので、返済計画が立てやすい。
- リボルビング方式は繰り上げ返済がいつでも可能で、毎月返済以外に返済したお金はすべてが元金返済に充当されるので、返済期間を短くする事が出来る。
というようなメリットがあります。
- 毎月返済の額が少ない為、この返済だけを続けていると、返済期間が長くなり、利息を含めた総返済額が大きくなってしまう。
- 返済が少なめなので、つい借り過ぎてしまい、いつまでたっても完済する事が出来ないという事がある。
返済方式のまとめ
カードローンの返済方法の名称は、決まったルールがなく、各社でバラバラに使用しています。そこで、この分類方法をまとめてみましょう。
セブン銀行カードローンや楽天銀行スーパーローンなどがこの方式になります。
利息返済分と元金返済分を合わせた毎月返済額が一定なので、毎月の支出の管理がしやすくなります。
ただし、借入残高の多い初期の返済は、毎月返済額に対する元金返済分の割合が少なく、「元金定額リボルビング方式」と比較すると返済期間が長くなるので、結果的に返済総額が増えやすい。
三井住友カードゴールドローンなどがこの方式です。
借入残高が多い返済初期は、毎月返済額の負担が大きいですが、返済が進むほどに毎月返済額が減額され、徐々に負担が小さくなっていきます。
また、初期の毎月返済額が多い分、「元利定額リボルビング方式」よりも返済期間が短くなるので、返済総額が抑えられます。
イオン銀行「カードローン BIG」、「じぶん銀行カードローン じぶんローン」、オリックス銀行「オリックス銀行カードローン」、「楽天銀行 スーパーローン」 りそな銀行「りそなプレミアムカードローン、新生銀行「レイク」などがこの方式です。
毎月返済額が比較的把握しやすいので支出の管理がしやすい。また、一定以上返済が進み、借入残高が少なくなると毎月返済額も少なくなるので、返済負担が小さくなります。
一方で、「元利定額リボルビング方式」よりもさらに返済期間が長くなる傾向にあるので、利息の負担も大きくなります。
SMBCコンシューマーファイナンス「プロミス」、新生銀行「レイク」「アコム」などがこの方式です。
追加融資ごとに毎月返済額が見直されるので、追加融資を受けなければ毎月返済額は変わりません。ですから、借入残高が少なくなるほど元金返済が早くなります。
最も有利なのはどの方式?
- 毎月返済額が多いと負担が大きくなり、返済期間が短くなり利息を抑える事ができる
- 毎月返済額が少ないと毎月返済が楽になるが、返済期間が伸びて利息の負担が多くなる
どの返済方法もメリットデメリットが有るので、自分の返済能力や返済計画に合った返済方法が用意されているキャッシング会社を選ぶのもひとつの方法です。
返済シミュレーションなどをうまく使う事で、無理のない返済計画を立てる事も重要になります。
まとめ
リボルビング方式の返済方法は、キャッシング会社が決めている毎月返済だけでは返済期間が長くなり、いつまでたっても完済まで進まないと言う人も少なくありません。
おすすめの返済方法は、とりあえずは返済が続けやすいリボルビング方式にしておき、生活費に余裕が出来た時とか、ボーナスが入った時に繰り上げ返済や一括返済で完済してしまう事を常に頭においておけば、リボ払いもそんなに怖くはありません。
しかし、リボ払いが借金地獄の始まりなのも事実です。収支のバランスをしっかり管理していきましょう。
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