消費者金融の利息減額には「一括返済」がおすすめ!返済できない場合の対処法もご紹介

消費者金融の利息減額には「一括返済」がおすすめ!

消費者金融から借り入れをしていると、どうしても利息のことが気になってしまいますよね。消費者金融の利息を減額するには一括返済してしまうことが一番です。

 

一括返済とは、消費者金融の借金を全て一括で済ませてしまう方法です。

 

毎月の返済が少ない場合には、ゆったりと返済できますからそれほど焦る気持ちはないかもしれませんが、返済総額を見てみると利息がとても多くなっていることがわかります。

 

利息で損しないためには、お金に余裕ができたならば一括返済してしまいましょう。

 

消費者金融の利息を抑えるために「一括返済」をおすすめする理由

「一括返済」をおすすめする理由は以下の通りです。

 

金利18%で10万円借入し5,000円を約定返済した場合は利息総額なんと19,772円!

 

消費者金融に一括返済してしまえば、今後払うはずだった利息をすべて無くすことができますから、とてもお得な返済方法であるといえます。

 

ここでは一括返済がどれぐらいお得になるのかをシミュレーションしてみます。また一括返済を利用したお得な借入方法や注意点、一括返済できない場合の繰り上げ返済についてお伝えします。

 

10万円を一括返済した場合のシミュレーションをしてみたら・・・

1ヶ月目 2ヶ月目 3ヶ月目 総利息額
利息 1,500円 1,447円 1,394円 ・・・ 119,772円

※アイフルから10万円借入し、5,000円を約定返済した場合。金利18%で計算

 

アイフルで10万円の借入をして、一括返済した場合とそうでない場合のシミュレーションをしてみました。アイフルの金利は18%。5000円ずつ返済していくことを想定しています。

 

最終的に返済が終わるのは24ヶ月後。通常に返済を済ましていれば、利息総額は19,772円になります。

 

10万円に対して利息が19,772円ですから、とても大きいことが分かりますよね。月々5,000円の返済ですからなかなか意識できるものではないことが分かるでしょう。

 

これを1ヶ月目で一括返済してしまえば、利息は1,500円だけで済んでしまいます。一括返済のパワーがどれだけすごいかがお分かりになるのではないでしょうか。

 

一括返済によって利息なしで借入する方法

消費者金融 無利息期間
プロミス 借入額すべて30日間利息0円
アコム 借入額すべて30日間利息0円
アイフル 借入額すべて30日間利息0円
レイクALSA
  • 借入額すべて30日間利息0円
  • 借入額5万円まで180日間利息0円

 

大手消費者金融には、無利息期間を設けている金融業者があります。この期間を利用すれば、全く利息を支払うことなくお金を借りることが可能なのです。

 

プロミスやアコム、アイフルであれば、初回利用時の30日間は借入額全て利息ゼロ円になります。またレイクALSAの場合、「初回利用時の30日間は借入額全て利息ゼロ円」もしくは「初回利用時の5万円まで180日間利息ゼロ円」で借入することができます。

 

もしも短期間で返済することを考えているのであれば、間違いなくこの期間を利用することがお得になります。

 

ただし借入時点からではなく、契約日の翌日からゼロ円期間になりますから注意が必要です。

 

一括返済するための注意点は

一括返済は基本的にいつでもできるものですが、利息は1日経つごとに増えていきますから、いつ返済するかによって返済額が変わってしまいます。

 

そのためいきなり一括返済しようとして金額を間違えてしまうことがないように、事前に連絡して返済日を決めた後にその日の返済額を確認しておくようにしましょう。

 

返済額の確認方法は、直接消費者金融に連絡するのも構わないのですが、インターネットの会員専用ページで確認できる消費者金融がほとんどです。

 

また提携ATMで返済をする場合、1000円未満の借金を返済できないことがあります。その場合、その端数が残ってしまうことになります。

 

そのようなことがないように、一括返済の方法については各消費者金融に確認するようにしておきましょう。

 

一括返済できない場合は「繰り上げ返済」を検討しよう

返済額 返済期間 利息総額
5,000円 24ヶ月 19,772円
5,000円+5,000円 11ヶ月 9,1581円

 

まとまった金額がなくて一括返済できない場合も多いでしょう。ただ少しゆとりの金額ができた場合であれば、「繰り上げ返済」することが可能です。

 

繰り上げ返済をしていけば、支払う利息総額を抑えることができますし、借金の返済期間を短縮させることもできます。

 

例えば金利18%で10万円借りた場合、毎月5000円返済した場合には返済まで24ヶ月が必要で、利息総額は19,772円になります。

 

しかし金額に余裕ができて、1万円返済(5,000円プラス)に繰り上げした場合、返済期間を11カ月に短縮させることができ、利息総額は9158円で済みます。利息を約1万円程度減額させることができますので、とてもお得な返済方法です。

 

消費者金融に「一括返済」するメリット

  1. 残りの返済額に応じた利息を払わなくていい
  2. 信用力が高まり新たな借入が可能に

 

消費者金融に一括返済するとこれら2つの大きなメリットがあります。

 

なんといっても借金がなくなるわけですから、メリットを感じずにはいられないと思います。また借金がなくなるだけではなく、今後の借入においてもとても有利になるのです。

 

残りの返済額に応じた利息を払わなくていい

消費者金融に一括返済してしまうと、当然ながら残りの返済額に応じた利息を払わなくて済みます。早く一括返済してしまうほど、利息総額をかなり減額させることが可能になります。

 

特に5000円ずつの返済など、約定返済を行った場合には、毎月の返済額が少ない反面、利息総額を実感しにくいというデメリットがあります。

 

今もし消費者金融から借入を行っているっていう人であれば、ぜひ利息総額がどれぐらいになるか確認しておくべきです。また資金に余裕ができたのであれば、一括返済や繰り上げ返済の検討をするべきです。

 

信用力が高まり新たな借入が可能に

消費者金融に一括返済してしまえば、融資の限度額内でまた借り入れすることが可能です。消費者金融は返済によって信用力が高まります。信用力が高まるということは、融資限度額が増額されることもありますし、審査が通りやすいということもあります。

 

今後またいつ何時借入が必要になるときが来るかもしれませんから、資金に余裕ができたときには一括返済や繰り上げ返済をしておくべきでしょう。

 

消費者金融に返済できなくなってしまった場合はどうなるの?

  • 返済できなくても決して逃げずに消費者金融に相談するといい
  • 無理な取り立てはなく、電話やはがきでの督促程度
  • 61日以上もしくは3ヶ月連続の滞納で個人信用情報にブラックリストとして登録される
  • 滞納が続くと消費者金融から裁判を起こされ、財産の差し押さえの可能性も

 

一括返済は繰り上げ返済がお得であることはわかっていても、どうしても資金に余裕ができずできないこともあります。またそれだけではなく返済自体ができなくなってしまうということもあるでしょう。

 

もしも返済できなくなった場合はどうなるのでしょう。またどうすればいいのでしょうか。

 

消費者金融に連絡する~決して逃げてはいけない理由

昔のドラマなどを見ていると、消費者金融に返済できずに逃げてしまうなんてシーンがあります。これはあくまで昔の消費者金融のイメージで、取り立てが厳しかった頃のシーンなので、今はそのようなことはありません。

 

そのためもし返済ができない事情ができたとしても、逃げずに話し合いをするべきです。返済日から遅れてしまうと消費者金融から連絡が入りますが、それまでに連絡をして今後の返済計画について話し合うことがいいでしょう。

 

こちらから連絡することで消費者金融からの信頼をとどめておくことができますし、なんらか相談に応じてくれることもあるかもしれません。

 

消費者金融の取り立て事情

先ほども申しましたが、昔の消費者金融では厳しい取立てがありましたが今はそうではありません。返済を滞納した時点で、電話やハガキなので督促が来ます。内容もそれほど厳しいものではありませんし、そのまま返済してしまえば特に問題もありません。

 

もちろん滞納する前に事前にこちらから連絡しておけば、連絡を止めてもらうように相談することはできるでしょう。家族などにバレたくない場合であれば、そのように対処しておくことが良いでしょう。

 

ブラックリストはいつ登録されるのか

消費者金融の借入を滞納してしまうと、信用情報機関の個人信用情報に記録されることになります。ただしいわゆるブラックリストとして登録されるには、61日以上もしくは3ヶ月連続の滞納があったときだと考えられています。

 

一旦ブラックリストとして記録されてしまえば、ローンやクレジットカードの利用ができなくなってしまいますので十分注意が必要です。もちろん新たに借り入れすることやクレジットカードの発行・更新も出来なくなってしまいます。

 

記録されてしまう期間は信用情報機関によっても違いますが、最長5年となっていますので注意しておきましょう。

 

財産の差し押さえって本当にあるの?

財産の差し押さえについては、裁判を起こされて判決が出た場合に行われるものです。そのため延滞しているからといって、いきなり消費者金融が財産の差し押さえに来るということは絶対にありません。

 

延滞し続けている状態で、消費者金融からの連絡に無視し続けていると、裁判を起こされてしまうことがあります。

 

裁判で判決が出てしまうことで、消費者金融から財産を差し押さえられてしまうことになりますから注意が必要です。ただし消費者金融は脅迫めいた差し押さえや取り立ては絶対にできませんから、怖い思いをすることはないと考えておきましょう。

 

消費者金融に返済できない場合の対処法

  • どうしても消費者金融に返済できない場合は債務整理がベスト
  • 時効もありうるが可能性としてはとても厳しい
  • ・家族が返済する義務はない(ただし条件あり)

 

消費者金融に返済できない場合、厳しい取り立てはないにしても、最悪の場合には裁判によって差し押さえをされてしまいますから、適切に対処することが大事です。

 

債務整理によって法的に解決するのがベスト

消費者金融から督促を受けている場合であれば、もう裁判は秒読み段階に入っていると理解しておいた方がいいでしょう。弁護士、もしくは司法書士に債務整理を依頼することがベストだと考えます。

 

消費者金融に返済できない場合、一番困るのはやはり財産の差し押さえです。消費者金融としても、厳しい取り立てをできないために、返済してもらえないと判断すれば、早めに裁判を起こすことが考えられます。

 

弁護士や司法書士に早めに相談し債務整理しておくと、消費者金融からの督促が来なくなり、返済の必要もなくなりますから今後の生活の計画が建てやすくなります。

 

借金の時効ってどうなってるの?

消費者金融の借金は、5年以上返済していない場合、時効となって借金自体が消滅します。

 

ただし5年間だけ逃げ切れば自動的に時効になるというものではありません。時効を完成させるためには、少々高いハードルを越えなければならないということを理解しておくべきです。

 

仮に時効が完成したという時期が来たとしても、時効の援用をする必要があります。

 

時効の援用とは、時効の利益を受けるという意味で、それを消費者金融に内容証明郵便によって告げなければならないのです。

 

また時効途中に裁判を起こされるようなことがあると、時効は中断してしまいますから、現実的に考えても時効は不可能だと考えられます。

 

家族が返済しなくてもいい

消費者金融での借金が返済できなかった場合、基本的には家族が代わりに返済する義務はありません。借りたお金は本人が返済することが原則で、家族であってもその原則は変わらないからです。

 

もちろん家族が自主的に、代わりに返済してしまうのは構いません。ただ消費者金融が家族に返済を求めることはできないのです。これは貸金業法によって定められていますから、家族に取り立てを行うような場合は違法となります。

 

ただし一般の借金と同様に連帯保証人になってるケースや借金を相続した場合には、家族であっても返済の必要がありますから注意しましょう。

 

まとめ

消費者金融の利息を抑えるためには「一括返済」が一番効果的です。

 

10万円を5000円ずつ返済した場合、利息総額は19,772円ですが、1か月で返済してしまえば1,500円で済みます。

 

今後支払う予定であった利息を払う必要がなくなりますし、消費者金融からの信用も高まり今後の借入にも有利になります。もし一括返済できなくても、余裕の資金があるなら繰り上げ返済がベストです。

 

もしも返済できないような状況になったとしたら、消費者金融に状況を相談することがいいでしょう。取り立ては厳しくありませんから、心配する必要はありません。

 

ただどうしても返済できない場合であれば、弁護士や司法書士に債務整理を依頼しましょう。借金の返済の必要がなくなりますから、今後の生活設計が建てやすくなるのです。

 

適切な方法で借金を返済して、無理のない生活を営んでくださいね。


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